TRY大賞は『しば田』と『鳴龍』が同点1位に 『第27回 業界最高権威 TRYラーメン大賞 2026-2027』発売

27回目を迎えたラーメンアワード「TRYラーメン大賞」。その最新ムック『第27回 業界最高権威 TRYラーメン大賞 2026-2027』が、2026年10月22日(木)に講談社から発売されました。審査員9名が一年間本気で食べ歩き、考え抜いて出した結果が一冊にまとめられています。
今年の投票は、TRY審査員5名、新店審査員2名、名店審査員2名で行われました。その総合得点を各部門・味ジャンルごとに集計し、ランキング形式で発表しています。発売日直前には講談社で「第27回 TRYラーメン大賞 授賞式」が開かれ、TRY大賞とTRY新店大賞の店主らに特製トロフィーが贈られました。

TRY大賞は東京・狛江『中華そば しば田』と東京・大塚『創作麺工房 鳴龍』
一都三県の数ある既存店の中から、最も優れた「店」に贈られる最高の賞が「TRY大賞」です。今年は東京・狛江の『中華そば しば田』と、東京・大塚の『創作麺工房 鳴龍(なきりゅう)』の2店舗が受賞しました。同点1位は過去に1度しかなく、2店がそろって王座に就いたことは快挙となります。
『中華そば しば田』は、2014年に当時の新人大賞(現在のTRY新店大賞)と新店部門しょう油ジャンル1位を受賞しました。翌年には、最激戦ジャンルとなる名店部門しょう油ジャンルで1位を獲得しています。その後も常にしょう油ジャンルで受賞を続け、2021年にはしおジャンルにも名を連ねた実力店です。柴田店主は「開業して13年目でこのような素晴らしい賞をいただけて、本当にありがたい」と喜びを語りました。さらに「昨今、ラーメン店の倒産件数について明るい話ばかりではないが、生涯現役でがんばりたい」と決意も述べています。
『鳴龍』の齋藤店主は、「まずはいつも一緒に働いている妻に感謝の言葉を捧げたい」と感謝を伝えました。続けて「14年TRYに載り続けているが、毎回微妙な順位でふわふわと空気みたいな存在になっていたかなと思うが、この度はTRY大賞をいただきありがとうございました」と、受賞の喜びを噛み締めていました。
柴田店主にゴールドトロフィーを手渡したのは星野さんです。「柴田くんとは実は同郷で……この輝かしいゴールドトロフィーを受賞ということで、軽々しく口をきけなくなりました。これからはさん付けで呼ばせていただく」と、ユーモアを交えて祝福しました。齋藤店主には、しらすさんがゴールドトロフィーを授与しました。しらすさんは「今回初めてのTRY大賞受賞となりましたが、ずっと『鳴龍』みたいなお店がTRYで活躍してほしいと思っていました」と自身の思いを語っています。さらに2店に向けて「殿堂入りしたお店も多くなってきたが、もし2026年にすべて戻ってきても、今年一番輝いていたのは『しば田』と『鳴龍』だと思う」と称えました。

TRY新店大賞は千葉・愛宕『手作りラーメンの店 Rustic Noodles』
今期オープンした新店の中から最も優れた「店」に贈られる「TRY新店大賞」は、千葉・愛宕にある『手作りラーメンの店 Rustic Noodles(ラスティック ヌードル)』が受賞しました。同店は2025年12月21日のオープンから、わずか半年余りでの戴冠です。TRY新店大賞に加えて、新店部門のしょう油、しお、つけ麺の各ジャンルでも1位を獲得しています。
受賞を受けて、田中店主は「嬉しさよりも驚きの方が大きかった」と語りました。また「修業時代に師匠(『The Noodles & Saloon Kiriya』の青木店主)に厳しく指導していただいたのは、今思えば優しさだったと思う。今日、このような賞をいただけて本当に嬉しいです」と続けています。TRY審査員のレイラさんから、世界に一つしかないシルバートロフィーが手渡されると、会場は大きな拍手に包まれました。
レイラさんは「ひと口食べた時にTRY新店大賞を確信した」と述べ、「ラーメン愛はもちろん、師弟愛、夫婦愛などが感じられるとても胸が熱くなる一杯」と評しました。新店審査員からも、いけ麺さんが「新店の中でも群を抜いていた」、しらけんさんが「珍しく店内で連食してしまうぐらい美味しかった」と、その味を高く評価する声が寄せられています。

受賞店以外の企画も充実した一冊
誌面には、受賞店の情報に加えて、ニュース記事、TRY殿堂入り店の最新潮流、審査員の推し店、そして隠れた大人気企画「TRY審査員’s ROOM」などを掲載しています。ラーメンファンはもちろん、これからもっとラーメンを楽しみたい人にも「食べに行きたくなる」情報がそろった内容です。昨年からは、各審査員が満点を入れた一杯がわかるようになりました。審査員それぞれが1年間かけて食べ歩き、数ある店の中から1位に選んだ一杯を知ることができます。また、審査員全員が1位に選んだ満票店も登場します。
「TRY(トライ)」は、Tokyo Ramen of the Yearの略称です。「東京で一番旨いラーメンを決めようじゃないか」という呼びかけのもと、情報誌『TOKYO★1週間(現在は休刊)』の誌上で2000年に始まりました。審査対象となる新店は、2025年7月1日〜2026年6月30日にオープンした店です。部門は、新店を対象とする「TRY新店大賞」と味ジャンル別の「新店部門」、既存店を対象とする「TRY大賞」と味ジャンル別の「名店部門」で構成されています。
書誌情報
- 書名:第27回 業界最高権威 TRYラーメン大賞 2026-2027
- 発売日:2026年10月22日(木)
- 定価:1265円(税込)
- 頁数:132ページ
- 発行:講談社
- 編集:講談社BECK
- 電子版:同時期配信予定
出典:株式会社講談社


